マレーシア中央銀行は18日、2011年第3四半期(7~9月)の同国の実質国内総生産(GDP)成長率が前年同期比5.8%増だったと発表した。伸び率は第2四半期の4.0%から加速した。
公共輸送サービスを監督する「陸上公共輸送委員会(SPAD)」の最高開発責任者を務めるアズミ・アブドル・アジズ氏はこのほど、クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道整備計画の事業化調査(FS)を2012年初めに開始する見込みだと明らかにした。マレーシア複数メディアが2011年11月10日伝えた。
KL~シンガポール高速鉄道事業の費用は120億リンギに上る見込み。高速鉄道敷設が実現すれば、KL ~シンガポール間は時速250~300キロメートルの高速鉄道を利用すると2時間で繋がれることとなる。
KL~シンガポール高速鉄道事業は、マレーシア政府が10年10月に正式発表した「経済変革プログラム(ETP)」で、首都圏の再活性化を目的としたプロジェクト「グレーター・クアラルンプール」に盛り込まれた。コン・チョハ運輸相は、「シンガポールに乗り入れるため、マレーシアが事業に着手できるかどうかはシンガポール次第だ」と述べている。
米大手コンサルティング会社のDTZがこのほど発表したリポートによると、2011年第3四半期のクアラルンプールの高級コンドミニアムの平均価格は、1スクウェアフィート当たり626リンギで、前年同期比で4.3%上昇した。前四半期比でも2.0%上昇し、上昇率も第2四半期の1.8%上昇からわずかに加速した。
一方、中心部のKLCCの平均住宅価格は902リンギと第2四半期の907リンギからわずかに下落した。また、オフィスの1カ月当たりの平均賃料(1スクウェアフィート)は、前四半期比で0.3%上昇の6.22リンギ。稼働率は86.9%で、前四半期比で0.2%改善した。
クアラルンプール(KL)の不動産「パビリオン」を運用対象とする不動産投資信託(REIT)「パビリオンREIT」が、11月にもマレーシア証券取引所に上場するもようだ。複数の消息筋が明らかにした。パビリオンREITは新規株式公開(IPO)で約8億リンギを調達する予定だ。2011年10月11日マレーシア複数メディアが伝えた。
パビリオンはKLのショッピングモール、オフィスビル、高級マンションから成り、不動産デベロッパーのマルトンのデスモンド・リム・シュウチューン会長と同会長の妻、カタール政府系投資ファンドのカタール投資庁が保有している。
なお、同REITの上場は、マレーシア証券取引所のREITの中で3番目の規模になる見通し。
11日付のマレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズによると、不動産会社マー・シン・グループはこのほど、クアラルンプール(KL)のモントキアラ地区で開発中の高級住宅「アイコン・レジデンス・モントキアラ」で、中国の複合企業と提携すると明らかにした。同企業に建設を委託し、対価として260戸の総戸数のうち96戸を譲渡する。
アイコン・レジデンスは、高層マンション3棟から成る。1戸当たりの販売価格は平均230万リンギ。