ロンドンでは住宅供給の減少などを背景に、賃貸住宅の需要が年々高まっている。2011年1月7日付けの『英ファイナンシャルタイムズ紙』が不動産コンサルティング大手サヴィルズのデータとして伝えたところによると、2010年のロンドン賃貸住宅の市場規模は6000億ポンドに達し、直近の10年で約3 倍に拡大したという。
サヴィルズ調査部門の責任者は、賃貸住宅市場が拡大している要因として、①住宅供給の減少②金融機関の貸し渋り③住宅価格の割高感――を指摘。向こう 10年は引き続き賃貸市場の需要拡大が見込まれるとし、富裕層やファンドによる投資資金の流入が一段と加速するとの見方を示した。