温家宝・首相はこのほど、あらためて不動産引き締め継続の方針を強調した。自身が先に「必要に応じて経済政策を微調整する」と発言して高まった市場での緩和期待に水を差した格好だ。
30日付新華社の報道によると、温首相は29日主宰した国務院(内閣に相当)常務委員会で、当面の経済政策について語り、◇物価水準の抑制を引き続き優先課題とする◇不動産引き締めの手綱は緩めないなどこれまでの方針継続を強調。特に不動産政策について、地方政府が厳格に不動産関連の従来政策を実行するよう求めた。
11月 01
7月 28
住宅価格が高止まりする中、上海市はこのほど、住宅価格の抑制に向けた新たな引き締め策を発表した。新規物件についてデベロッパーが設定した価格審査を強化し、適正水準に比べて著しく高い価格に設定していると判断した場合は、販売の申請を受理しない方針だ。
上海市はすでに住宅物件の購入規制などの引き締め策を導入しているが、一段と規制を強化した格好。上海市の6月の不動産価格は前年同月比2.2%上昇となり、5月に比べて上昇ペースが加速していた。
複数メディアによると、アナリストらは、地方政府が価格抑制の目標達成に向けた圧力にさらされている現状を指摘。デベロッパーも、不動産引き締めが強化される中で、今後販売価格を引き上げるのは困難になるとの見方を示した。
7月 20
不動産価格の上昇が続く中、中国政府は一部大都市を対象に昨年から導入した不動産購入制限の適用範囲を地方の中堅都市も含めた全国に拡大する方針を打ち出した。政府公式サイトが14日伝えた。
国務院は、価格上昇が目立つ中堅都市に対し、必要な購入制限を講じることを求めたほか、賃貸住宅の賃料高騰を抑えるため、市場監督を強化することなどを要求。また、年内の目標である低所得者向け住宅1000万戸の建設を達成するため、11月末までに着工することを命じた。
なお、これまでの情報によると、2011年6月の主要100都市の平均住宅価格は75都市で前月から上昇。特に地方都市の住宅価格の上昇が目立っていた。